Lab

その精度は、
どこで線を引いた話か。

AI が出しているのは OK / NG ではなく、連続した点数です。 どこから NG にするかを決めているのは人間の側で、その線を動かすと 見逃しと過検出は必ず入れ替わります。 その入れ替わりを、ブラウザで自分の手で動かして確かめられるデモを公開しています。

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公開デモアプリ「AI異常検知:閾値と評価指標」タブ①の画面。左に異常スコアのヒストグラム、右に 1 サンプルずつの散布図が並び、どちらにも同じしきい値の破線が引かれている。線の片側が OK 判定、反対側が NG 判定になる。左端の操作パネルにしきい値のスライダーがある。
別タブで開く

起動すると、外部サービス(Streamlit Community Cloud)上のデモをこの枠の中に読み込みます。 しばらく誰も開いていないと十数秒かかります

★ 画面に出ている分布は、操作パネルで指定した条件からその場で生成した模擬データです。 当社の実機の評価出力ではありません。実測値のほうは 評価と運用の読み方 に置いています。

公開のいきさつは お知らせ

Contents

4 つのタブで、
何が見られるか。

左の操作パネルは全タブ共通です。しきい値と、ラインの実力 (良品と欠陥それぞれの分布の中心・ばらつき・分布形状・外れ値)を動かすと、 4 つのタブが同時に描き替わります。

01 / 閾値とは何か
線を動かすと、何が入れ替わるか

「分布で見る」と「1 サンプルずつ見る」を左右に並べ、 同じしきい値の線を両方に引きます。線を動かすと、OK 側と NG 側のどちらに何件落ちるかが入れ替わる。 分布の重なりが大きいほど、どこに引いても取りこぼしが残ることが目で分かります。

02 / 混同行列と評価指標
4 つのマスに、実数が入る

TN・FP・FN・TP の 4 マスに件数が入ります。 専門用語だけでなく「良品を正しく通過」「過検知:良品を止めた」「見逃し:欠陥を通した」「欠陥を正しく停止」 と現場の言葉が併記されるので、どの数字がどの損失に当たるかを取り違えません。

03 / ROC / PR / F1 曲線
しきい値の「決め方」を選べる

決め方を 5 通りから選べます ── 手動設定F1 最大見逃しゼロ優先過検知率の上限現場コスト最小化。 選んだ決め方に応じて、採用中のしきい値が ROC 曲線・PR 曲線のどこに乗るかが動きます。

04 / 少数サンプルの問題
何枚で測ったか、で数字は動く

ここだけデータの作り方が違います。 先に母集団(ラインの真の実力)を置き、そこから決まった枚数だけ抜き取って、 そのサンプルだけでしきい値を決めて評価する ── という現場の手順を何度も繰り返します。 実力は変えていないのに、しきい値も成績もぶれることが実測で出ます。

Screens

4 つのマスと、
2 本の曲線。

開く前に、中で何が出てくるかを 2 枚だけ載せておきます。 どちらも操作パネルの値を変えると、その場で描き替わります。

デモのタブ②の画面。混同行列が 4 マスの色つきの表として描かれ、各マスに件数と、True Negative/False Positive/False Negative/True Positive の名称、および「良品を正しく通過」「過検知:良品を止めた」「見逃し:欠陥を通した」「欠陥を正しく停止」という現場の言葉が併記されている。

タブ② ── 混同行列。件数の多さで色の濃さが変わるので、 どのマスが効いているかが先に目に入ります。しきい値を動かすと 4 つの数字が同時に動きます。

デモのタブ③の画面。上段にしきい値の決め方を選ぶラジオボタンと、採用中の閾値・過検知の件数・見逃しの件数・Recall・Precision の数値が横に並び、下段に ROC 曲線と PR 曲線が並んでいる。それぞれの曲線上に、採用中の閾値の位置が点で示されている。

タブ③ ── 曲線と決め方。採用中のしきい値・過検知・見逃し・Recall・Precision が 横一列に出て、その値が曲線のどこに当たるかが点で示されます。

Scope

デモは仮定、
実機は実測。

このデモで分かるのは指標どうしの関係であって、当社の装置の実力ではありません。 逆に、実機がどこまで出せているかは実測値のほうにしかありません。 混ざらないように、置き場所を分けています。

このページのデモ
仮定を動かして、関係を見る

データは操作パネルの条件から生成した模擬データ。 分布・しきい値・サンプル数を自分で決められるので、 「うちのラインの分布だったらどうなるか」を手元で試せます。 分かるのは指標どうしの関係という一般論です。

技術の解説「評価と運用の読み方」
実測値で、実力を見る

こちらは実案件の評価出力そのものを載せています。 読者が置くのは「現場の不良率」などの仮定だけで、分布そのものは動かせません。 測った値・そこから計算した値・読者の仮定を、見た目で分けてあります。

Contact

次は、そちらの分布で
やってみませんか。

デモで動かせるのは仮定の分布までです。 現物か画像を 1 ついただければ、実際に撮って、 そちらの対象の異常スコアがどう分かれるかまでをお返しします。