【展示レポート】国際画像機器展2025で FORESIGHT STEREO が紹介されました
2025年12月に開催された 国際画像機器展2025 にて、Leimac(レイマック)社のブース内で、TOMOMI RESEARCH の FORESIGHT STEREO高速3D画像処理ソフトが展示されました。
今回のデモは、Line Scanカメラと多方向照明を組み合わせ、
高速フォトメトリックステレオ(Photometric Stereo)による3D表面可視化をリアルタイムで実行するものです。
長尺物・ロール材など、従来の2D検査では判断が難しい微細な凹凸を、高速ライン上でも3Dで捉える技術として注目を集めました。

■ デモ概要 ― Line Scan × 多方向照明 × 高速3D処理
展示されたシステムでは、Leimac社の高性能照明とLine Scanカメラを同期制御し、
以下の処理をリアルタイムで実現しました。
- 高速3D化(34ms / 4枚入力)
- 8K/16Kラインカメラ対応の高解像度処理
- 微細凹凸の3D Surface再構成
- 欠陥強調表示による判別性向上
来場者からは「高速ラインでここまで3D化できるとは驚き」「2Dでは見えない欠陥が浮き上がる」といった声を多くいただきました。
■ FORESIGHT STEREO が評価されたポイント
FORESIGHT STEREO が特に高く評価された点は以下の通りです。
- 超高速処理(業界最速クラス)
- 法線マップによる高精度3D可視化
- 汎用システムで導入しやすい柔軟性
電池製造、フィルム・シート、樹脂成形品など、
多くの業界から具体的な適用相談も寄せられました。
■ 今後の展開
TOMOMI RESEARCH は、Leimac社との協業を通じて、
ラインスキャン環境に最適化したPhotometric Stereo技術の実用化を加速していきます。
ご来場いただいた皆さま、そして展示を支えてくださったLeimac社に心より御礼申し上げます。
今後も「見たいが見える未来」の実現に向けて、技術革新を続けてまいります。


